| 2011年5月13日(金) |
13:20~16:10 |

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| [セッションリーダー] |
富士通セミコンダクター(株) 経営推進本部 渉外部 担当部長 横田 廉 |
並列化APIとコンパイラによるマルチコア用アプリケーションの開発
早稲田大学
理工学術院 准教授
木村 啓二
マルチコアの一般化に伴い、様々な並列化APIやコンパイラが利用可能となっている。これらの並列化APIの代表例の紹介と並列化コンパイラによる最適化の具体例を提示しつつ、マルチコア用アプリケーション開発のヒントを提供する。
1. マルチコアの現状をおさらい
1-1 身の回りのマルチコア
1-2 マルチコアの構成例
2. 並列化アプリケーション開発の概要
2-1 マルチコア用プログラムの開発とは
2-2 並列プログラムの実行モデル
2-3 ただ並列化するだけでは足りない
3. マルチコア用API
3-1 マルチコアで利用可能なAPIを紹介
(OpenMP, MCAPI, OpenCL, OSCAR API)
4. 並列化コンパイラの基本技術
4-1 プログラムの並列性とは
4-2 コンパイラによる並列性抽出と並列化の基本技術
5. 並列化プログラムの具体例
5-1 OpenMPによるサンプルプログラム
5-2 並列化、及び最適化の具体例
6. 最先端の並列化コンパイラ技術とAPI
6-1 OSCARコンパイラによる並列化
6-2 OSCARコンパイラとOSCAR APIによる並列化の具体例
7. まとめ・今後のコンパイラ技術とAPI
<講演者プロフィール>
平成13年 早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻 博士課程修了、平成11年 早稲田大学理工学部 助手、平成16年 同大学理工学部コンピュータ・ネットワーク工学科 専任講師、平成17年 同助教授、平成19年 同大学情報理工学科 准教授、現在に至る。マルチコアプロセッサのアーキテクチャ、コンパイラ、アプリケーションに関する研究に従事。講演者プロフィール>
マルチコア向けソフトウェア開発の基礎と最新動向
名古屋大学
大学院情報科学研究科 教授
枝廣 正人
マルチコア向けソフトウェア開発の基本フローと性能向上のための課題、例えば並列オーバーヘッド、同期・通信などについて概説する。その上で現状のソフトウェア開発環境の例について紹介する。
1. マルチコア化の背景
2. マルチコア向けソフトウェアのためのアーキテクチャ分類
3. マルチコア向けソフトウェアの基本フロー
4. 並列化の課題
5. 並列化を支援する開発環境
6. マルチコアの特性を活かしたシステム設計
7. まとめと今後必要なこと
<講演者プロフィール>
1985年 NEC入社。LSI CADアルゴリズムの研究開発に従事。1991年~1993年 プリンストン大学留学。世界最高性能のクロック配線などを研究開発。元岡賞、情報処理学会境記念特別賞、電子情報通信学会業績賞、関東地方発明表彰発明奨励賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰などを受賞。その後マルチコア関係のプロジェクトに参画。主にマルチコア向けソフトウェアの研究開発に従事。2000年ISSCCにて世界初の制御並列型マルチコアMerlotを発表。その他、FOMA史上最高の連続通話時間、待受時間を達成したNEC製携帯電話に採用された携帯電話向けマルチコアSoC Medityシリーズ、車載向けで初めてのSMP型マルチコアを採用したNaviEngineなどに関わる。2009年携帯電話向け低消費電力化に関しては地球環境大賞経済産業大臣賞を受賞。講演者プロフィール>